最期までちびちゃんのことを心配していたおじいちゃん。
ちびちゃんの写真に意識混濁しながらも頷いて安心したように旅立ったおじいちゃん。
1匹で残されてしまったちびちゃんでしたが、おじいちゃんが入院中に暫く預かっていた優しい隊員は面会に時々行ってくれています。
先日も面会に行って爪切り、耳掃除、ブラッシングをしてきたそうです。
ちびちゃんは残されましたが施設ではとても大切にされ、ケージはいつも解放してあって出入り自由になっています。
朝になると入所者さんを起こしにいったりして入所者さん達の癒しにもなっているようです。
ケージにお花を飾ってもらったりして、ちびちゃんが愛されている様子がうかがえますね。
人間にとって、人間だけではないですが、孤独は辛いものです。
高齢になり、外との繋がりが減るほど、動物に癒しを求めていくことでしょう。
私達も他のボランティア団体も年齢によっては譲渡ができないところが多いのですが、孤独な高齢者こそ愛する家族としてのペットはどれだけ心の支えになるでしょう。
昔のようにコミュニティが豊かであればいろんな情報や解決策が見いだされますが今は個人主義が蔓延しているため、気付かないうちの多頭崩壊、高齢者によるセンター持ち込み等が全国的に見られます。
犠牲になるのはいつも飼い主を選べない動物達。
高齢者問題としてのペットの飼養を行政とともに考えていかなければならない時代ですね。
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