ちくわは二年程前にある幹線道路をうろうろしていて保護されたオス猫です。
その時だいたい4歳くらいだろうと言われていました。
去勢して戻すのも危険な場所なので里親募集しました。
ウイルスチェックするとまさかのダブルキャリア(エイズ、白血病陽性)
早い段階で看取りになることは覚悟していました。
ひとつきくらい前から左足をもちあげて歩く姿にくじいたのかな、と呑気に様子をみていたのですが、触ると痛がるので獣医さんに行きました。
血液検査、エコー、レントゲンでも異常はなく、不安ながらも何日かすると、左目がおかしい、後ろ足もおかしく、歩くことも難しい状態になりました。
再度受診すると、神経か脳かもしれないということで専門病院への受診を勧められました。
本日伊勢崎にある神経専門クリニックにいき、触診すると、すぐに第二胸髄のリンパ腫だろう、と診断されました。
うちに帰って調べてみると
白血病が基礎疾患である場合80倍の確率でリンパ腫になり、猫のリンパ腫は悪性であること。
予後は非常に悪く、何もしなければ数週間、抗がん剤、外科的処置をしたとしても、何ヵ月か延命するだけという厳しいものでした。
ちくわの場合、左目の瞳孔の大きさが右目と全く違うこと、左前足はほとんど麻痺していること、左後ろ足はまだ反応があるというのが今の状態です。
前足の異常から凄いスピードで進行している感じです。
そしてMRIで調べても腫瘍が骨まで浸潤している場合は手術も不可能だろう、と。
場合によっては前足の切断になるかもしれないこと。
そして何より今現在、痛みを感じているということ。
これには、一番こたえました😢
痛みさえなければなんとか好きなものを沢山食べさせてあげられればそれはそれで食いしん坊のちくわも満足だろう、と思っていたのですが痛みがあるのはあまりにも辛い。
今はどこかで期待していた楽観的な考えが全て覆され、いつかはくるであろう厳しい現実に冷静にならなければならないと思っています。
なによりちくわが少しでも平穏に暮らせるよう、祈るばかりです。
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