みけかーさんのこと
三年以上前、ある飲食店の回りに沢山の猫がいて、駐車場等で子猫が轢かれると言う噂にTNRに入りました。
地域の方にもお話し、ご飯を置く場所も許しを得て、何匹もの猫を手術し、子猫は里親へと繋げてきました。
その中に三毛猫がいて、次から次へと出産するため、店長が従業員に棄てに行かせたそうです😢
しかし、二キロ以上離れた所に棄てられた三毛猫は自力で帰ってきました。
自分の子ども達に会いたかったのでしょうね。
そんな時に私達が介入しました。
三毛猫はボロボロでしっぽが取れかかっていました。
子猫二匹と共に保護し、避妊手術し、しっぽが自然脱落するまで自宅療養させました。
野良猫は鳴かない、と言いますがみけかーさんも全く鳴きませんでしたが、体重も増えしっぽも綺麗になってリターンする頃にやっと声をだすようになりました。
リターン後は毎日給餌に行っていますが触るまでには二年かかりました。
最近飛んでこないので心配していましたら、お店の従業員から脚を怪我しているとの情報が。
その頃は抱っこもできたのでなんなく捕まえ、獣医さんへと急ぎました。
切開した前足からはかなりの排膿がみられました。
事故ではなく、喧嘩だろうとの見解に避妊したメスであるのに、つくづく外で暮らす厳しさを痛感いたしました。
歯もみてもらいましたがやはり問題がある、との話に暫くは自宅療養させるつもりです。
いつも一緒の息子が寂しがるでしょうけど、しっかり治してあげたいと思います。
三年前の時とは違い、格段に穏やかに過ごすみけかーさんに月日の流れを感じ、切なくなりました(>_<)
地域猫が怪我や病気になった時の対応はこれからの課題です。
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