私も今は地域猫対策を中心に活動しています。でもこのグループに入る、そのきっかけになったのは犬でした。というのも、生まれてからずっと、我が家には犬がいました。昔は血統書付きの子もいましたが、その後のほとんどは、迷い犬か、捨てられた犬でした。6年前、17歳、18歳と続けて愛犬を亡くし、暫くは、犬との生活を離れていました。
そんな時、仲間でもある彼女が、殺処分が翌日というこの子を手元に引き取りました。その行動力と勇気は胸を打ちました。「かわいそう」という気持ちがありながら、一歩すら踏み出せない自分に「喝!!」という感じだったでしょうか。
その「豆ちゃん」が昨晩息を引き取りました。「肺高血圧症」で急変でした。COCOレンジャーのモデル犬になったり、大活躍の5年間でしたね。ここに、「犬の十戒」というものがありました。動物を愛する皆さん、ぜひご一読ください。そして、ご家族の皆様に哀悼の意を表します。
その後、茨城の保護団体から譲渡していただいた我が家の子も、偶然にも昨日が推定5歳の誕生日。彼女の行動がこの子の今の命につながっています。ありがとう。
悲しみを乗り越えて、また活動していきましょう。
犬の十戒
1 ボクの命はせいぜい10年から15年くらいなんだ。
アナタと別れている時間はとても苦しいんだ。ボクを飼う前に、どうか考えてほしいんだ。
2アナタがボクに何をしてほしいのか、分かるまで時間がかかるんだ。
ボクを信じてね。
そうしてくれるだけで、ボクは本当に幸せなんだ。
3ボクのことをずっと怒ったり、罰としてどこかに閉じ込めたりしないで。
4 キミにはキミの仕事がある、キミの楽しみがある、そしてキミの友達がいる。 だけど、ボクにはアナタしかいないんだ。
5ボクに話しかけてほしいんだ。
例えボクがアナタの言葉を理解できないとしても、ボクに話しかけてくれているということは分かるんだ。
アナタがどのように接してくれたか、ボクは決して忘れないんだ。
6ボクを叩く前に思い返してほしいんだ。
ボクにはアナタの手の骨を簡単に砕ける歯があるけど、ボクはアナタに噛みつかないようにしていることを。
7ボクのことを言うことをきいてくれないとか、頑固だとか、怠けてるといって叱る前に、何がボクを悩ませているのか、考えてみて。
もしかすると、正しい食事でないのかも。炎天下の中を長い間放置されていたのかも。それとも、ボクの心臓が老いて弱っているのかも知れない。
8ボクが年老いても、お世話してね。
アナタと同じように、ボクも年をとるんだ。
9ボクの最期の時は、一緒に居てほしいんだ。
「見ていられない」とか「目の届かないところにやってほしい」とか言わないでね。アナタが傍にいるだけで、ボクは安らげるんだ。忘れないで、ボクがアナタを愛していることを
10そして最後にもう一度お願い。
この約束を守れるかどうかボクと暮らす前によく考えて欲しいんだ。
お願いだよ。
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