ホームページの問い合わせからの情報に基づきTNRに入りました。
そこで見かけた、立て看板です。
ここには大きな問題が隠されています。
私たちは、地域猫対策には行政の協力が不可欠として、熊谷市行政に提案をし、行政もそれを受け止めて「はじめの一歩助成」「熊谷市協働事業助成」に採択され、成果を上げてきました。
それを受け、今年度は、一般の方も市からの援助を受け、「飼い主のいない猫」の不妊手術を進め、「殺される命」の減少に努めています。
それではこの看板は? まったく動物愛護法も理解されず、熊谷市が行っている活動の認識もなく、ただただ、公園利用者からのクレームにアリバイを作ったにすぎません。
さらなる問題があります。埼玉県は、殺処分をゼロに近づけようと、上田知事の号令のもと、「彩の国動物愛護推進員」を動員して、飼い主のいない猫の不妊手術を推進しています。お気づきになりますか?動物指導センターは県の施設です。 文言通り読めば、「このまま餌を与えるならば、熊谷市と埼玉県が手を組んでみんな殺しちゃうからね」と言っているのと同様なのです。
見過ごすこと、何もしない事は、恐ろしい事例を生み出すことを皆さん昨今のニュースでご存じと思います。
早速公園緑地課にお話しを伺いに参りました。
活動内容の説明をし、看板の内容について質問し、指導センターには搬送しないことを確認し、看板の変更をお願いしてきました。
同じ熊谷市の行政です。環境推進課の皆様には大変な苦労を強いてきました。いつもそばにいて私たちを応援、協働で進めてきました。ですので、ぜひほかの部署でも縦割り、縄張りは何も生み出しやしません。すぐに連携を取って、正しい解決策を見つけてください。
本日の捕獲にも環境課の方が来てくださいました。
行政の後ろ楯は本当に有難いです。
餌やりさんへの教育は私たちができるだけ行います。不妊手術も今日は5頭。さらに継続していきます。
市民の皆様もぜひ見守っていただきたいと思います。
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